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トップページはこちら 仁メタルのレポート 2007年中国機械加工事情 我々がお客様に中国製品を紹介すると、必ずといっていいほど「安かろう悪かろう」という言葉を耳にします。 実際多くの日本人が、中国製なのですぐ壊れたという経験を持っていることでしょう。
しかし、日本製品の蓋を開けてみれば、使用されている部品は made in China が大部分を占めているのです。 つまり、パーツが中国製であろうと日本製であろうと、日本でアセンブリすれば made in Japan となる為、厳選されたパーツを如何に利用するかで、コストを含め製品の完成度が上がるのです。 とはいえ中国は今や、原子力発電所や核兵器を作り、人工衛星やミサイルを打ち上げる技術を持っています。つまり、「ピン」から「キリ」まであるのです。 中国製品を扱う際、いかに「ピン」「キリ」の「ピン」を捕まえられるかが大切になってきます。特に、我々がメインの商品としている鋳造品や機械加工品などは、 製品の質に大きく左右されてきます。
最近、中国で鋳造品を作るだけでなく、その鋳造品を中国で機械加工し、完成パーツとして納めて欲しいというお客様からの要望が多くなってきました。 どのお客様もコストダウン競争の渦中にあり、我々のお客様も例外に洩れず、コストダウンを図りたいとのご要望なのだと理解しています。 以前は、中国で鋳造品を粗加工してから出荷しておりました。それは表面に現れない不良を出荷前に察知することが出来るという、 後ろ向きな考えから行っていた事です。結局、我々が「ピン」と思える鋳物工場、機械加工工場が中国では少なかった為、そのような後ろ向きな考えしか持たざるを得なかったのです。
さらに機械加工で言えば、寸法精度や検査頻度など品質管理に対する考え方が日本と中国では異なっていました。 さらに鋳造品の加工となると、よりハードルが高かったのです。加工したら巣が出た。鋳造素材の熱処理が不適当の為、一部硬くて削れない。 様々な難問を目の当たりにしてきました。 実際、様々な日本の機械加工メーカーが、中国人の安い賃金を利用すべく中国に進出してきました。 しかしどのメーカーも、管理徹底の為、日本人を品質管理の長として駐在させたり、度重なる現地立会い検査などを行っていましたが、結局、根本的な解決に繋げられずにいました。 彼等も我々が目の当たりにした難問にぶつかっていたのです。結局は「ピン」を捕まえない限り、管理体制の強化だけでは品質はキープできないのですが。 そこに気が付かないメーカーがほとんどなのです。
しかし、我々は違います。図面を渡せば、その通り仕上げて送ってきます。一見当たり前のようですが、これまでの中国では難しかった。
我々は、中国鋳物工場だけでなく中国機械加工工場でも「ピン」を捕まえています。
我々の中国鋳物工場では、型を作る際、CADで立体図を確認します。それを我々がチェックし、OKがでたら製作を開始します。 日本の鋳物屋で、ここまでケアできる鋳物屋はなかなか無いでしょう。そういう意味では、日本の鋳物工場よりも、弊社を中心とした中国の鋳物工場のほうが進んでいる部分があります。 発注後CAD図などで確認したら、加工シロや熱処理後の硬度など詳細を中国の鋳物工場と機械加工工場で打ち合わせし、間違いない製品を送ってきます。 発注するだけで、間違いない製品が届く。これは今までの中国製品の常識を覆す事です。それを我々は可能にしています。 中国の人間性や状況を良く知り、いい関係を築いているからこそ、ここまで使いこなせるのです。 ビジネスというフィルターがあっても、最後はやはり人と人とのお付き合いです。それを理解できなければ、中国とのビジネスはうまくいきません。 我々が発注している中国の機械加工工場では、出荷前3回の寸法検査を行っています。 それも、弊社が日本の品質管理体制を指導する前から、検査頻度は3回というマニュアルを忠実に守っています。 1回目:機械加工の工程が終わると、加工員が冶具にて検査。 2回目:1時間毎に、検査専門員が加工機械を巡り検査。その後寸法成績表を製作。 3回目:出荷梱包前、2回目の寸法検査表に間違いが無いかを最終寸法検査。
日本人の指導が無ければ、中国の工場において、ここまでの検査体制は中々取れないのものですが、彼等はそれをいとも簡単にこなします。 つまり我々がいう「ピン」の工場なのです。 MCの工具管理一つをとってみても、彼等の管理体制の素晴らしさが伝わってきます。 工具管理は専門の管理員が2階で定期的に工具の寸法検査などを行っています。工具交換する際は、加工員が工具の番号札を持って2階の工具保管室へ行きます。 工具管理員立会いの下、番号札と工具の指差し確認。そして交換後の工具と番号札を持ってMCに戻ります。
設備も充実しており、MCは20台程度、NCは10台程度、ワイヤーカットから大型キー溝加工機等も持ち、3次元測定器や表面粗さ測定器も持っています。 最近、設備が充実した中国機械加工工場は良く耳にします。 しかし、機械加工の場合設備の充実は、加工できる範囲、つまり仕事の幅が拡がるだけで製品の質が上がるわけでは有りません。 その設備を使いこなし、いかに不良品の出荷を食い止められるかが工場の精度を上げることに繋がるのです。そのための寸法検査3回であり、3次元測定器であるのです。 その他、各セクションに品質改善提案、不良対策書などを掲載するコーナーを設けるなど様々な点に注意し、品質管理の徹底を図っています。 休憩室にまで、そのコーナーを設置していたのには、少々やりすぎだと苦笑いしてしまいましたが。
前述したように、我々は中国のスタッフといい関係を築いています。このいい関係というのは、納期の短縮や価格の調整の際に非常に重要となります。
中国から船で製品を運ぶ為には、少なくとも10〜14日は掛かります。間に休日など挟むと通関の関係上もっと日数が掛かる場合があります。
従いまして、納期短縮は非常に重要なファクターとなります。
例えば、納期をあと2〜3日短縮させたい場合、より短い日数で到着する船に切り替えたりもします。 この場合、中国側の方で切り替える費用を立て替えるわけですが、こういった場合でもいい関係を築くというのは大切だと考えております。 中国を良く知り、こちらの感覚もよく知ってもらう為の努力。 こういった地道な活動を行う事で、何にも変えがたい信頼やパートナーシップを築けていると実感しています。 弊社の顧客は上場企業が主体です。そのお客様からは、会社規模よりも使い勝手を評価して頂き、ご注文頂いているのかなと考えております。 弊社は、これからもお客様にとって「使い勝手の良い企業」として、「直貿が出来る技術屋集団」としてお役に立てるよう、日々努力しております。 鋳物、鍛造、ダイキャスト、機械加工全て中国で調達可能です。JISには無い耐摩耗材、耐熱材、特殊検査が必要なパーツ、様々経験がございます。 是非この機会に、弊社にご注文下さい。国内調達よりも満足度の高いお取引を目指して頑張ります。 |