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ベランダの飾り立てられたフェンス、曲がりくねったドアも、鋳物で造られているのを実際に見て触って驚きました。見切りも、抜け勾配も確認しました。ドアの把手、丁番もガウディ自身が石膏を捏ねて形を造った鋳物であることも驚きです。とにかく金属製品は建築の曲線を描き易いとのことなのです。
ヨーロッパの街のあちこちに鋳物が取り入れられています。日本では、古くは梵鐘、灯籠、天水桶と広く使われていましたが、今は少なくなり「景観鋳物」と称して街路灯とか車止めなど、あるいは道路のマンホール蓋にみる程度です。
その点、ミラノのチミトロモニュメンターレ墓地で見た彫刻鋳物を配した墓標群は悲しみに溢れ、陰惨、かつ壮絶でした。 |